保健師(public-health-nurse)
保健師とは、公衆衛生上において様々な感染症を始めとする疾病や健康指導を行うスペシャリストの
事をいいます。
人間は常に公衆衛生に囲まれた環境下で生活しています。
季節毎に異なるインフルエンザやノロウィルス等を代表例とする感染疾病も無数にあり
小さなお子様や高齢者に感染し、その尊い命を奪った例も少なくはありません。
こうした環境の中で、高齢化社会を目前に控えた現代では、日々の生活における健康指導を
求める声は年々増え続けている事からも、時代の象徴を顕していると言えるでしょう。
保健師は、学校や地域における公衆衛生上の保健・健康指導が主な活動内容です。
中でも出産したばかりの経産婦に対して行われる乳児の健康指導や高齢者宅への訪問指導等は
その代表とも言える活動であり、保健師は豊富な知識やスキルがなければ活動を行う事が
出来ません。
保健・健康指導のスペシャリスト、それが「保健師」なのです。
「保健師になるためには?」
保健師になるためには、厚生労働省 地方厚生局(または地方厚生支局)が行う国家資格試験に合格し
保健師免許を取得しなければなりません。
これは保健師助産師看護師法に定められた規定であり、国家資格試験に認定されています。
保健師の名称は保健業務における名称独占とされていますので、無資格の方が保健師と名乗る事は
罰則(2年以下の懲役若しくは50万円以下の罰金)の対象と定められています。
保健師国家試験は以下の主な内容より出題されています。
・母子保健指導や感染症保健指導・危機管理を始めとする地域看護学
・疫学・保健統計
・保健福祉行政論
保健師のお仕事は、産後間もない経産婦や乳児・高齢者・何らかの障害を持つ方と接する機会が
多いため、様々な疾病や看護に関するノウハウを得る事が必要です。
地域の公衆衛生の中で生活する方にとって最も必要な看護内容を理解していなければ、保健師として活動する事が出来ません。
保健師の平均年収はおよそ520万円前後と言われています。
かつては女性に限定されていたお仕事でしたが、平成5年の法改正により男性にも資格取得が
認められ、健康指導を求める男性も多い事から、男性保健師の方も現場で多く活躍しています。
看護師の資格試験にチャレンジして更に免許を取得すれば、看護のスペシャリストとして
更にキャリアアップを目指す事が出来るでしょう。
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