あん摩マッサージ指圧師(masseur)

あん摩マッサージ指圧師とは、肩こりや腰痛等の症状が出ている方の痛みを緩和させる施術を行う
技能師の事をいいます。

近年のPC・ゲーム時代により肩こりや腰痛等から偏頭痛を始めとする様々な合併症状に悩む方も
少なくはありません。
子育て中の女性やPCを長時間に渡り操作するお仕事の方等にとって、これらの症状は肉体的
身体的痛みとなり深刻な悩みとして受け止めている方も少なくないようです。

平成16年に厚生労働省が行った国民生活基礎調査による健康状況調査によると、肩こり・腰痛の
症状が男女共に1・2位を占めています。
肩こりや腰痛を緩和するマッサージ施術は、多くの人々にとって辛い肉体症状を和らげる為の
手段であり、疲労回復に繋げる為の手法のひとつでもあるようです。
辛い肉体症状を緩和するあん摩・マッサージ等の施術を行う技能士は年々増加の傾向にあります。
1970年にはおよそ6万人余りの就業人口でしたが、2000年にはおよそ98,000名もの方々が
施術技能士として活躍しているのです。

肩こりや腰痛等を緩和するスキルを持つ施術技能士、それが「あん摩マッサージ指圧師」なのです。


「あん摩マッサージ指圧師になるためには?」


あん摩マッサージ指圧師になるためには、厚生労働省認定機関である財団法人東洋療法研修試験
財団が行う「あん摩マッサージ指圧師試験」に合格後に名簿登録申請を行なった上で資格を
取得する事が必要です。
あん摩マッサージ指圧師は名称独占資格に認定されている国家資格ですので、資格を持たない方が「あん摩マッサージ指圧師」と名乗る事は出来ません。

あん摩マッサージ指圧師試験」は学科試験のみ行われており、晴眼者だけでなく視覚障害を持つ方でも拡大文字や点字ライター等を使用して受検する事が出来る事がこの試験の特徴です。
試験では、医療概論や公衆衛生学・解剖学といった内容から東洋医学臨床に関する物まで
様々な内容から出題されます。
平成19年度に実施された試験合格者データによれば、2,020名の受検者に対し1,772名が合格しており
およそ87.7%の合格率という数値から推して見ても、比較的チャレンジしやすい試験と言えそうです。

試験には、実技試験は含まれておりません。
従って技能を磨くには、試験合格後に病院や施術を行う施設に就職し、そこで技能を実践して学ぶ事が必要となります。
加療を求める方は年代的にも幅広く、その症状は千差万別です。
実際の施術を通して技能を学び、試験で得た知識と合わせて、豊富な経験を積むとよいでしょう。

あん摩マッサージ指圧師の平均年収は新人時代でおよそ300万円前後となりますが、経験を積む事により収入UPも夢ではありません。
近年ではマッサージと合わせてリラクゼーションを兼ねたアロマセラピーのお仕事や鍼・灸の施術を行う治療院もあるようです。
あん摩マッサージ指圧師の資格以外にも鍼・灸の試験など、複数のスキルを会得すれば独立して
自分の治療院を開業する事により、より多くの収入を得られるようになるでしょう。

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